破局

例えば、仲の良い夫婦《カップル》が些細な事で破局を迎える事が多々ありますが、これは愛の電池切れが原因である。
人は、極度な疲労や心労に襲われた場合、思いやりの心に亀裂が生じ、優しさを失う場合があります。
それを許容できれば問題は生じ無いのですが、多くの場合衝突してしまう様である。

愛には充電が不可欠である、と私は考えます。
充電法は様々に存在しますが、根底をしめるのは、愛情、理性、思いやりである。

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愛情の裏返しは無関心であり、無関心に陥ってしまった場合は、潔ぎよく手放す事をお勧めします。
手放さず、執着の海に迷う時、執着はやがて憎悪に発展するケースがあります。

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孤独に生きるのでは無く、孤高に生きる事は、自身の尊厳を護る最良の選択と考えます。
但し、孤高に生きるには、かなりの覚悟が必要である事を忘れてはならない。
あらゆる事に、一人で対処していかなくてはならないのです。

別離を選択する前に自身を振り返り、冷静に、また理性的に考え反省する必要があります。

利己的に自身の保身に走る場合、後から来るのは後悔の二文字である。
手放す勇気は、保身では無く學びである。
尊厳とは、甘えからは発するものでは無い。

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しあわせは、自らが築くもの。
与えられるのを待つものではありません。

南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝

私は仏門に入ってから、めっきり恋愛に縁遠くなったと思われ(事実恋愛禁止でした)、恋愛関係の話や相談は私には入ってこなくなりました。

が、たまにまかり間違って?お話を聞かせて頂くことがあります。
そんなときにわたしはいつも言います。
『無償の愛というものはありますが、無限の愛はありません』
遣ったら枯渇するんです、愛や思いやりは。

あの人は何を言っても怒らないから。
あいつは何だかんだ、結局最後は許してくれるんだ。

そんな風にうまくいっている自慢?をしていた男性や女性の知人ほど、あっけなく別れることが多いような気がします。
相手の好意を搾取しているからではないでしょうか。

自分のことを愛しているなら、これくらい受け入れてくれて当然。
そんな風に相手の優しさや忍耐強さの上に胡坐をかいた結果なのかもしれません。

これまで誰の世話にもならずに生まれて大人になった人はいません。
自分が自覚しているいないは別として、数えきれないほどの人に愛され、許され、譲られて今があります。
思いやりを他人に強要するだけでなく、与えることから始めることが真の大人への一歩だと私は思います。

相手がしてくれたのと同じことするのが、愛とは限りません。
相手が2愛してくれたら、3返すのが正解とも限りません。

愛の関係のバランスは、人それぞれ。
他人と比較して羨んだり、落ち込んだり、相手に求めすぎたりするものではないような気がします。

自分たちの間の法則を見つけるのは楽ではありませんが、折衷していく努力の中にこそ幸せの種は芽吹くのではないでしょうか。

感謝合掌
後藤慈優




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by jiyuu-fudou | 2017-05-20 06:00 | 永作先生からの手紙

金剛山赤不動明王院 後藤慈優~2015.3.03真澄心理開発研究所を立ち上げました。


by 後藤慈優
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