初めての線香護摩

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一昨年の11月に密教塾生となり、翌年2月に弟子入りしました。
弟子入りしてすぐに、師僧が今まで使ってきた法具等をお譲り頂ける旨の案内があったので、私は南部鉄器の鍋を所望しました。
私は懐が寒かったので、確か寄進額は1万円です。

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師僧から頂いた、線香護摩用の南部鉄器鍋。
使い込まれていますm(__)m


当時、密教塾では線香護摩の伝授希望者を募集していました。
なんというタイミングでしょう。

私はすぐに挙手しました。
それ以降、密教塾で何かの伝授希望者を募る際は、常に挙手し続けて「自分で自分の首を絞めることになるんだぞ。ククク」と笑われる存在へと変貌を遂げていきました。
ついに今年に入ってからは、挙手していないにも関わず、最初から師僧の中で「おい、頭数に入れておいてやったぞ」と言われるまでに。
もうこれ以上、私の首は締めようがございません。
でも、決して嫌とは言いませんが。


線香護摩の詳細については、密教というくらいですからここに書くことは出来ません。
『各自完全履修を目指すように』という、簡潔にしてたとえようもないほど重たい一言に、やや不安を覚えました。

しかし、『伝授を許可します』という通知が来たからには、きっと大丈夫だろう。と自分に言い聞かせて臨みました。
何も知らないというのは強いです。

ざっくりしたやり方は理解できました。
が、具体的に焚いてもいい。とか、何についてやりなさい。とかいう指導はありませんでしたので、流れを押さえるだけなんだろうな。
恐れるほどでもなかったか。と私は、少々落ち着かない気持ちで密教塾の配信を読んでいました。

そんなある日。

私はある困りごとで師僧と電話で話をする機会がありました。
それは、数年間に渡るしつこいネットストーカー行為の被害についてです。

どこの誰とも知れない相手から、ずっと嫌がらせを受けてきました。
私がまだ派遣社員だった頃からの話なので、かなり熱心なアンチファンと言えるでしょう。

その当時は、派遣先の会社の最寄りのバス停で待ち伏せしているから、楽しみにしておけ。といったようなメッセージが昼夜を問わず届いていました。
そのほかにも、私の顔が醜いとか歪んでいるとか、霊が取り憑いているからお祓いが必要だとか。
とにかくメンタル攻撃に終始するような内容が、24時間いつもありました。

またブログのコメント欄へも、「死ね」「生きている価値はない」等を始めとする、口汚く罵倒するような書き込みが続いていました。
あまりにひどいのでコメント欄を閉じると、「逃げるのか、卑怯者」(笑)

メールマガジンで誹謗中傷されたり、ブログで名前を出して罵られたりという事も経験済みです。
こんなとき、何をどこに訴えても何の効果もありません。

相手が疲弊するか、自分が病んで存在を消すまで、ずっと攻撃は続きます。
一番良い反撃は、全く屈しないこと。それにつきます。

仕事でブログ等をしていれば、名前を出されて誹謗中傷されると売上に響き、生活が苦しくなります。
でもそこで負けていたら終わりです。


師僧『護摩を焚きなさい』

行者は自分のことを祈祷してはいけない。
それをすれば行者でいられなくなる。

そう聞いて弟子になりました。
いいのでしょうか?

師僧『私が許可します。やり方を君にだけは教えるが、決して他言してはいけないよ。言われた通りにやりなさい』


という事で、私は焔がマンションの一室で上がることよりも、火災警報器が鳴ることにビクビクしながら線香護摩を焚きました。
焚きました。と書いていますが、実際は全く火が上がりませんでした。

私は今日にいたるまで、その人の名前も、その人が男性なのか女性なのか、何歳なのか、どこに住んでいるのかなどを知りません。
が、その日以降、ぴたりと「その人物からの」誹謗中傷はやみました。


霊が取り憑いているからお祓いが必要と、ストーカーは私に進言してくれました。
その通り、どうやら私は自分で成敗できたようです。


一件落着。
めでたしめでたし?

これが私の密教僧としての、一番最初の実践です。
弟子になって1カ月弱くらいの頃の出来事でした。

そんなことって普通あるんでしょうか?うーむ。


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by jiyuu-fudou | 2017-05-15 21:00 | 弟子が荼枳尼天を背負ってやってきた

金剛山赤不動明王院 後藤慈優~2015.3.03真澄心理開発研究所を立ち上げました。


by 後藤慈優
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