手放す

離したくない、離れたくない、そして苦悩する日々。

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以下は、ある女性が抱えた悩みですが、多くの方が抱えて居る悩みでもあります。
仕事、人間関係、生活、金銭、物。
対象は違って居ても、離したくない、離れられないと云う心の葛藤は、だれしも一度は経験されたと思います。

此れを欲の一言で言うのは簡単ですが、当人にとっては大問題の場合が多くあります。
同情するのは簡単ですが、同情は解決には結びつかないのです。

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要は当人が立ち上がり、自身の速度で進み、歩むしか方法は無いのですが、如何しても歩むことが出来ないと思う時は、無理をせず手放しましょう。

だれに何と言われ様が、自身が崩壊しては無にもならないのです。
最後の勇気を振り絞って、手放しましょう。
手放す事は、辛くとも必ずや癒える日がやって来ます。

絶望、崩壊に身を委ねる前に、原因を手放しましょう。
そして、自分を信じて明日を生きて行きましょう。

涙の数は、あなたを強くする。

南無大日大聖不動明王尊
蓮華合掌
金剛山赤不動明王院 院主永作優三輝

仏教では、自分の想い通りにならないことを「苦」としてとらえます。
なぜ苦が生まれるのか?
それは、どうしようもないことを自分の望む結果にしようとするから。

ではどうすれば苦しみを脱することが出来るのか。
…したい。…するべきだ。…あらねばならない。という自分の思い込みを手放すこと。
そして自分の思うように他人が自分を扱わないことに対する怒りを手放すこと。
欲しいと思うものを手に入れられなかったときの悔しさを手放すこと。

人や物に対する執着を手放すことにより、苦から自由になれるのです。
それは欲しかったものを他人に譲ることかもしれませんし、続けたかった仕事をやめることかもしれません。
仲良くしたいと願っていた人と別れることかもしれません。

自分が望むものや人を自分の想い通りにできないと知ったとき、大人しく物わかりの良い人間のように振る舞うことはないと思います。
泣いても叫んでも、罵っても、時には甘えられる人に八つ当たりをしてでも、自分の感情と向き合う事で、想いを消化・昇華できることもあります。

思い切りその感情を味わいつくしたとき、「もう…いいや…」と思える瞬間が訪れます。
激しい感情が起きることから逃げたい気持ちは誰にでもありますが、そのプロセスを経ることで自分の中での「別れの儀式」が成立することもあります。

もしも、そうすることで執着を手離せるのならば、新しい一歩を踏み出す前にあなたにとって必要な儀式をしませんか。
でも、冷静さを取り戻した時には、ひどい言葉を投げた相手に謝罪の言葉を忘れずに。




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by jiyuu-fudou | 2017-05-13 06:00 | 永作先生からの手紙

金剛山赤不動明王院 後藤慈優~2015.3.03真澄心理開発研究所を立ち上げました。


by 後藤慈優
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