常用無障~常用しても害がない


b0359542_08292496.jpg

香十徳という漢詩の中に「常用無障」という一文があります。
常用しても害がない。という意味です。

確かに最高級の老山白檀は、季節が移り行くなか、毎日焚き続けても害はありませんでした。
そればかりか、昨日もきいた香りでありながら、日々の天気や湿度、時間帯によって新しい表情を見せてくれました。
仏さまやご先祖さまと、このありがたい薫香を分かちあう時間を頂戴できたことが何よりも嬉しく、また心慰められたのです。


思考における怠惰と学びの違いについて私は思います。

怠惰とは、ある事象に際して考え方のクセにはまって思考停止してしまうこと。
学びとは、それを様々な角度から見て分析すること。
ではないかと。

優れた香りは、様々な表情を見せてくれました。
そしてどんなものからも、自分なりの哲学を持てるように思考を展開させてくれる懐の深さがあると知りました。

願わくば、私が作り出す香りもそうしたものでありたいです。

追伸。つい最近読んだ僧侶の方のブログで「自分が小僧のとき、師僧から香炉は仏の口だと考えなさい」と教わった。とありました。
はっとしました。



[PR]
by jiyuu-fudou | 2017-01-22 22:00 | 慈優からの手紙

金剛山赤不動明王院 後藤慈優~2015.3.03真澄心理開発研究所を立ち上げました。


by 後藤慈優
プロフィールを見る